Windows10のスタートメニューに表示されるタイル(アプリのショートカット)について、大きさを変更する方法を紹介します。
複雑なカスタマイズをしなくても、タイルの大きさを変えるだけで、スタートメニューがグッと使いやすくなるので、ぜひ基本を押さえておきましょう。
「タイルの大きさを変更する方法なら、知ってるよ~」という場合も、意外な発見があるかもしれませんので、さらっと読み流してみてくださいね。
タイルを追加・削除するには?
まずは基本のおさらいです。アプリやフォルダのタイル(ショートカット)を追加・削除する方法がわからないという場合は、本編を読む前にこちらの記事を読んでくださいね。

タイルの大きさを変更する方法
スタート画面に表示されるタイルの大きさを変更するには、まずタイルを右クリックします。
メニューが表示されたら「サイズ変更」にカーソルを移動し、横に表示されるメニューから希望するサイズをクリックします。
タイル(小・中・横長・大)のサンプル
タイルの大きさは、「小」「中」「横長」「大」の4つがあります。スタートメニューに表示される多くのタイルは、基本的に「中」の大きさです。
実際に、各サイズのタイルのサンプルを見てみましょう。
サンプル:タイルの大きさ「小」
サイズ変更で「小」を選んだ場合、「中」のタイルの4分の1の大きさのタイルが表示されます。
「小」のタイル1つだけだと、バランスが良くないですよね。でも、4つのタイルを「小」に変更して集めると?
アイコンが小さくて見づらいかもしれませんが、1か所にスッキリ収まりました。このように、「小」のタイルを使った場合、「中」のタイル1つ分のスペースで、アプリのタイルを4つ分収めることができます。
ショートカットしたいアプリやフォルダがたくさんある場合、「小」のタイルを使えば、見た目スッキリ省スペースでタイルを管理できますよ。
サンプル:タイルの大きさ「中」
サイズ変更で「中」を選んだ場合、もっともオーソドックスな大きさのタイルが表示されます。
整然と並んでいるため、シンプルな見た目が好きなら、すべてのタイルを「中」に統一するのもオススメです。
サンプル:タイルの大きさ「横長」
サイズ変更で「横長」を選んだ場合、「中」のタイルを2つ横に並べた大きさで表示されます。
タイルを「横長」に変更した場合、周囲のタイルは自動的にズレます。好みに合わせて、ズレたタイルも並べ替えしてくださいね。
サンプル:タイルの大きさ「大」
サイズ変更で「大」を選んだ場合、「中」のタイル4つ分の大きさで表示されます。
タイルを「大」に変更した場合、周囲のタイルは自動的にズレます。好みに合わせて、ズレたタイルも並べ替えしましょう。
困ったときのQ&A
タイルのサイズを変更しているときに、「…アレ? 何か変?」と思ったら、いったん手を止める癖をつけましょう。
というのも、Windows10のスタートメニューは、デフォルトでは初期化の機能が備わっていません。つまり、タイルがグチャグチャになってしまったとしても、クリック1つで初期の状態を回復…とは行かないのです。
トラブルが起きた時は、パソコンのマニュアルやインターネット上の情報サイトで、解決法を探すことをオススメします。もちろん、このブログがお役に立てば、私も嬉しいです。
タイルの大きさ変更に関する疑問は、以下のQ&Aも参考にしてください。
Q1. サイズ変更に「横長」が現れない?
Windows10のスタートメニューに表示されるタイル。不思議なことに、「小」「中」「横長」「大」の4つのサイズから選べるアプリもあれば、「小」「中」の2つのサイズからしか選べないアプリもあります。
いろいろ試したところ、いくつかの傾向がありました。
- Windows10にはじめから入っているアプリの内、Microsoftのアプリは「小」「中」「横長」「大」から選べる傾向がある。
- はじめから入っていたアプリであっても、Microsoftのアプリではない場合、サイズは「小」「中」のみであることが多い。
- 自分で後からインストールしたMicrosoft以外のアプリは、「小」「中」のみの傾向。ただし、例外もある。
- 「ドキュメント」「ピクチャ」などのフォルダは、「小」「中」のみ。
- 「コントロール パネル」や「PC」も、「小」「中」のみ。
- 音楽系のアプリは、少し特殊。「Groove ミュージック」は「横長」「大」も選べるが、「Windows Media Player」は「小」「中」のみ。
以上を踏まえ、タイルのサイズ変更で「横長」や「大」の選択肢が表示されない時は、「そういうアプリなんだな」と割り切った方が、良いかもしれません。
Q2. タイル「小」とフォルダ化との違いは?
Windows10のスタートメニューに表示されるタイルは、フォルダ化(階層化)することができます。フォルダ化した場合の見た目は、こんな感じです。
フォルダ化したタイルをクリックすると、フォルダの中身が展開されます。
複数のタイルをフォルダ化すると、「小」のタイルを使うよりもさらに多くのタイルを、「中」のタイル1つ分のスペースで管理することができます。
たくさんのタイルをスッキリ管理したいという場合に、オススメです。詳しくは、こちらの記事を読んでくださいね。

まとめ
Windows10のスタートメニューに表示されるアプリのタイルは、大きさを変更することができます。「小」「中」「横長」「大」の4サイズを組み合わせることで、より自由にカスタマイズすることができます。
アプリによって、「横長」や「大」の方が見やすいこともありますし、「小」を並べた方が管理しやすいこともあるでしょう。
好みに合わせてカスタマイズし、より快適なスタートメニューを実現してください。
コメント
今回の秋のWin10更新以降不具合連発です。
デスクトップのアプリのタイルが勝手に移動、散逸する。
デスクトップ上で右クリックが出来なくなった。
画面の最小化ボタン、戻すボタンが消えた。
タイルのサイズ変更が出来なった。