Windows10に今まで使っていたプリンターを接続しようとしたら、トラブル発生!
「Windows10にプリンターのドライバーをインストールしようとしたら、「現在使用しているOSはサポートされていません。」と表示された!」
「インストーラーの指示通り、USBを差して電源を入れたのに、プリンターがWindows10に認識されない!?」
「付属CDに入っていた他のアプリケーションソフトは、インストールできたけれど…。肝心のドライバーがインストールができなかった!」
そんな時は、メーカーのホームページで、最新のドライバーをインストールしてみましょう。また、他のアプリケーションソフトについても、必要に応じて最新版をダウンロードしてみましょう。
Windows10にプリンターのドライバーが対応しない時の解決法
先日、長年使ってきたパソコン(Windows Vista)をついに買い替えて、私もWindows10デビューを果たしました。
久々とはいえ、初期設定はスムーズに進み、このまま使い始められそう…と思ったのも束の間。周辺機器の接続を始めた途端、トラブル続出!?
プリンターのドライバーをインストールしようとして、こんな画面が表示された時は、本当に焦りました。
思い返せば、今使っている周辺機器は、どれもこれも2010年以前に買ったものばかり。古すぎてWindows10には対応していない…ということでしょうか?
「え?
周辺機器も、全部買い替えろってこと?」
……パソコンこそ買い替えましたが、周辺機器はふつうに使えると思っていただけに、動揺せずにはいられませんでした。胸が詰まって苦しいのは、気のせいではありません。
そんな風に、ちょっとマイナス思考で始まったWindows10の初期設定でしたが。周辺機器の接続も、何とかなりました!
今回は、Windows10にプリンターを接続するまでに、私がしたことを紹介します。
私が使っているプリンターはEPSON(エプソン)ですが、CANON(キャノン)やブラザーなど、他のメーカーのプリンターでも、同じように解決できるかもしれません。
ドライバーが古くてWindows10に認識されない場合は、焦って新しいプリンターを買う前に、以下で紹介することをやってみてください。
プリンターのメーカーと型番をチェックしよう
まずは、プリンターのメーカー名と型番(品番)を確認しましょう。一般的には、プリンター本体か取扱説明書に書いてあることが多いです。
ちなみに私のプリンターは、エプソンのPM-A840でした。
発売年が2007年の製品なので、すでに10年以上のお付き合いです。
メーカーのホームページを開こう
次に、メーカーのホームページを開きます。ホームページを開いたら、製品のサポート情報やダウンロード情報のページを探してください。
調べてもよくわからない時は、「メーカー名 型番(品番)」と入力して、インターネットを検索しても良いかもしれません。
サポート情報・ダウンロード情報をチェック!
プリンターのサポート情報・ダウンロード情報のページを開いたら、あなたのプリンターの型番(品番)と一致する項目を探してください。
見つけたら、あなたのプリンターのサポート情報・ダウンロード情報をよく読みましょう。
特にチェックしたいのは、以下の2点。
- 最新版のドライバーをダウンロードできるか?
- それをインストールすれば、Windows10に対応できるか?
この2点を満たしているプリンターなら、基本的には最新ドライバーをインストールすることで、Windows10にも対応できるはずです。
注意事項をよく読もう
ドライバーの最新版を見つけたら、注意事項をよく読みましょう。
もし、最新版のドライバーをインストールする前に、古いバージョンのドライバーを削除(アンインストール)するよう書かれていた場合は、指示に従ってください。
アプリ(アプリケーションソフト)のアンインストール方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

なお、以下はあくまで自己責任となりますが…。
もしアプリの一覧を見ても、どれがプリンターのドライバーかよくわからない時は、古いドライバーをアンインストールしないまま、最新版のドライバーをインストールしてしまっても良いと思います。
というのも、古いドライバーを削除する必要がある場合、たいていのインストーラーは「古いドライバーを削除してよいか」確認するか、さもなければ自動で削除して、最新版をインストールするからです。
最新版のドライバーをダウンロードしよう
さて、いよいよ最新版のドライバーをダウンロードしましょう。ダウンロードする場所は、任意の場所でOKです。最新版ドライバーのインストールが完了したら、ダウンロードしたファイルは削除してしまって大丈夫なので。
ここでは、素直に「PC>ダウンロード」に保存しています。
インストール開始!
ダウンロードできたら、ファイルを選択して右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
あとはインストーラーの指示に従って、最新版ドライバーをインストールします。場合によっては、この時点で、プリンターがWindows10に認識されるかもしれません。
最新版ドライバーでもプリンターが認識されない時は?
最新版のドライバーをインストールしても、プリンターがパソコンに認識されない場合、いろいろなケースが考えられます。
プリンターを無線LANで接続する場合
無線LANでプリンターを使用する場合は、メーカーのホームページで、無線LANに関するトラブルシューティングやQ&A、よくある質問(FAQ)などを確認してみてください。
また、ダウンロード情報をチェックして、無線LANに関わるアプリケーションを、最新版に更新することもお勧めします。
プリンターをUSBで接続する場合
プリンターをUSBで接続する場合、以下に紹介することを試してください。
まず、最新版のドライバーをインストールする際、「プリンターのUSBをパソコンに接続し、プリンターの電源を入れる」という作業をしていない場合は、この作業をしてみましょう。
それでも認識されない場合は、次の項目を確認してください。
「プリンターとスキャナー」を確認しよう
Windows10のスタート画面で、「設定」をクリックします。
「Windowsの設定」が表示されたら、「デバイス」をクリックします。
左側にあるデバイスの一覧から、「プリンターとスキャナー」をクリックします。
「プリンターとスキャナー」が表示されたら、現在認識されているデバイスの一覧を確認しましょう。
先ほどインストールしたプリンターのドライバーは、表示されていますか?
この時、もしもあなたが使っているプリンターの製品名と型番が2つ表示されていた場合は、「使用できません」といった表示がされている方を、削除してください。
画像が残っていてなくて申し訳ないのですが…。削除したいプリンター名をクリックし、「デバイスの削除」をクリックしてください。
この時点で、一覧に残っている方のプリンターが「オフライン」と表示されていた場合は、改めてプリンターの電源を入れてみましょう。
どうですか?
プリンターは認識されましたか?
それでも認識されない時は…
もし、これでもプリンターが認識されない場合は、残念ながら、私の体験談では解決できないかもしれません。
メーカーのホームページで、改めてトラブルシューティングやQ&A、よくある質問(FAQ)などを確認してみてください。
他のアプリケーションもアップデートしよう
今回の目的は、プリンターがWindows10に認識されるようにすることでした。そのため、説明を省略したのですが。
メーカーのダウンロード情報の一覧に、ドライバー以外にも更新情報があった場合、必要に応じて更新することをお勧めします。
まあ、そんなこと言っている私も、まだドライバー以外は更新していないんですが…。
まとめ
Windows10に「プリンターのドライバーが対応していない」「ドライバーのインストールができない」「プリンターが認識されない」場合は、最新版のドライバーをインストールしてみましょう。
この方法は、無線子機やペンタブレットなど、他の周辺機器にも応用できます。
「Windows10にしたら、周辺機器もすべて買い替えなければいけない」なんてことは、ほとんどありませんので、ぜひ試してみてくださいね。
コメント
windows10にしてから、今までのプリンターが使えなくなって困っている方に、お役に立てばと思い、書かせていただきます。
多くのサイトでは、「ドライバーを最新に」とありますが、それがwindows10の大型バージョンアップで非対応になってしまうことがありますが、大丈夫な場合もあるようです。
小生、windows10 (64bit 1903) にて、キャノンのIX5000というプリンターを使っています。
キャノンの公式サイトでは、ドライバーはwindow10の1803までしか対応していないとありますが、次の方法で、正常に使えています。
①プリンタはwindowが自動的に認識している(ドライバーが非対応でも)可能性があるので、コントロールパネルの「デバイスとプリンター」に表示されていたら、プリンターケーブルを外し電源を切ったのちに、そのプリンターを右クリックし「デバイスの削除」を行う。
②キャノンのサイトより、最新版ドライバー(1803まで対応のもの)をダウンロードし、インストールする。
②インストールの最後のダイアログに従い、完了ボタンを押したのちに、ケーブルをつなげ、プリンターの電源を入れる。
④正常に認識・接続される
(「デバイスとプリンター」に表示され、テストプリントができればOK)
理由はわかりませんが、これで使えています。
(3台のPC、2台のIX5000で同じことができたので、汎用性のある方法だと思います)